+++鹿児島のトイレ情報HPの生い立ち+++
-本音編-


こういうサイトを運営しているとよく「いい人だ」と思われがちなのが、ちょっと気になっています。

確かに、ボランティアでやっていることだし、今のところ身障者でも子育てママさんでもない。
もし、そのどちらかの立場で私がやっていたら、おそらくここまで注目もされないでしょうし、ここまで大きくもならなかったでしょう。
ましてや「いい人」だとか「すごい人」だと思われることもないでしょう。

何かあるたびに「すごいねー」と言われるのは、うれしい反面複雑な心境でもあります。
なぜなら、このサイトを立ち上げ、ここまでに至ったもう一つの「大きな理由」があるからです。

それは、私の患っている病気「関節リウマチ」をもっと多くの人に知ってもらいたい…それが理由であり、動機であったりします。

今でこそ、薬で落ち着いているとはいえ、一時期は寝返りすら打てないくらい体が痛み、苦しい思いをしました。
就職活動・・・という時期に発病したことで、他の健康な、同じ年代の人たちを何度も何度も羨みました。
「なぜ私だけが…」と言うより「他の人も同じようにリウマチになってしまえばいいのに!」と思いました。もちろん、今も思ってます…ある意味ひどいでしょ?(^-^;

人の病気になんて、そう関心なんて持たないかもしれませんが、リウマチ患者は、さまざまな思いの中でゆれて、不安定になることが多いです。
現在の時点で「特効薬のない、完治することのない病気であること」「多くの場合、症状が進行していくこと」「見た目で分かりづらいため他人の理解が得にくいこと」・・・など。

痛みのなかで就職活動をしながら、この痛みを、つらさを、他の人に分かってもらうにはどんな方法があるかずっと考えていました。

行き着いたのが、このサイトでした。

なぜこれで不自由するのか、どうあったらもっと楽になるのか…、それを伝えることでもっと分かってもらおうと思ったのです。
さすがに、リウマチの主訴である「痛み」を伝えるのは難しいけれど。
それをしていくなかで、さまざまな人と出会いました。今もそう。
その中で、自分以外の立場の人が、何に悩み何に苦しみどうあったらもっと楽に、楽しく生活できるのか。・・・それぞれ違うことに気づきました。


それならば、私だけでなく、みんなの思うことをだしてもらおう。このサイトがそのきっかけになれば…。

なーんて書くとかっこいいけれど、実際は「あなたの不満も聞いてあげるから、その代わりに私の不満も聞いてよね」って感じ。
それを、プライベートサイトではなく、ある種公に近い内容のサイトでやってしまうことで、何も知らない人たちにちょっと平手打ちくらいのショックを食らわせてみようかと(笑)。
「何も知らずに生きていこうなんて、甘いわよっ!」てね(笑) 。

このサイトは、実はそんなサイトなんです(苦笑)。だから、誉められてしまうと心境はちょっと複雑。
誉められるなら、「こういうことをやってえらいねー」と言われるより「物好きだねー、ところでちょっとトイレの雑学を披露してよ。どこのトイレが一番きれい?」って方がうれしいのです(笑)。
だって、ほとんどエゴイズムと趣味にまみれたサイトなんですから。って、見れば分かるか。

出来れば、それを分かった上でかわいがっていただけると管理人もこのサイトも喜び、さらに生き生きしてくることでしょう(笑)。

管理人の隠れた本音を最後まで飽きもせず読んでくださってありがとうございますm(__)m
こんな感じでこれからも頑張ります。。

HOME